クロミェルジーシュの庭園群と城 | チェコの世界遺産
クロメルジューシュの行き方
俺たちは宿の安かったオロモウツを起点にしてクロメルジューシュ(クロミェルジーシュ)に日帰りで向かった。クロメルジューシュ(Kroměříž)はオロモウツの駅から電車で約20分のHulínと言う駅で乗り換えそこから約10分、合計約40分で行くことが出来る。
料金は片道ひとり61.5コルナ(約300円)で電車の乗り心地も良い。
電車の時刻表は下記のサイトが凄く便利なのでチェコでは重宝する。
http://jizdnirady.idnes.cz/vlakyautobusy/spojeni/
検索欄にオロモウツ(Olomouc hl.n.)とクロメルジューシュ(Kroměříž)と入れれば時刻が出てくるのでとても便利。また、オロモウツ駅にはインフォメーションもあり、そこでチケットを購入する事も出来る。
クロメルジューシュの町並み。
この町は何気に町並みも素敵だったので世界遺産『クロミェルジーシュの庭園群と城』に行く前に一通り散歩してみるのもいいかもしれない。
クロミェルジーシュの庭園群と城
Gardens and Castle at Kroměříž
1998年、世界文化遺産に登録
元々はオロモウツ司教、スタニスラス・トゥルツォによってゴシック様式で建てられた邸宅だが三十年戦争の間スウェーデン軍に略奪され、建築家フィリベルト・ルッケーゼによってバロック様式に改装された。
この宮殿の建物と庭園は、「花の庭園」合わせて『クロミェルジーシュの庭園群と城』としてユネスコの世界遺産に登録された。現在は芸術家宮殿ホールがつくられすぐれた絵画のコレクションを収める場所として有名。
また、映画『アマデウス』でウィーンのホーフブルク宮殿のシーンを撮影する為に使われた。
俺たちはオフシーズンに行ったので「花の庭園」に花は無かったし、お城にも入る事は出来なかったが庭園は無料で散策する事が出来た。
せっかくの庭園だがシーズンオフのため、花が咲いておらず、落ち葉だからけで寂しい雰囲気。
そのかわり、秋の公園内は紅葉まっさかりでとても美しかった。
この時期にはこの時期の良さがある。紅葉を見に来た訳では無いのだけど・・・
気持ちのよい秋晴れと広くて美しい公園で、散歩するにはとても良い。
この公園では様々な鳥が放し飼いになっており、クジャクが野放しにされていて驚く。かなり人慣れしており、お菓子をあげると鳩のようにがっついていた。もはや、ほとんど大きなハト。
公園のクジャクはもはや放し飼いの域を越えており、公園の外にまで勝手に出ておりやりたい放題。
公園内にはカモやアヒルなども沢山いてプチ動物園。
何故かサルとかマントヒヒなどの動物も少しだけ檻の中で飼われている。
公園内の雰囲気はとてもよく、本当に素晴らしいのだけれどもなんと言うか、ただの素晴らしい公園で、世界遺産と言う感じは全くしなかった。
きっと今は入れないお城の中や花壇に花が植えられていればまた違うのかもしれないがオフシーズンなのでしょうがない。無料だし。
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